急性胃腸炎の予防について

手洗いやうがい、食べ物への注意が必要なのはもちろんですが、現代病の一つともいわれているのが「ストレスによる急性胃腸炎」です。

急性胃腸炎とは突然に胃や腸の調子が悪くなってしまって下痢や嘔吐を繰り返してしまう病気です。今、急性胃腸炎が流行っていますね。

また、急性胃腸炎の多くは感染性胃腸炎で、その原因はウイルスと細菌によるものだと言われています。細菌による急性胃腸炎の中でも、病原体に汚染された食べ物が原因であれば食中毒となりますが、感染性胃腸炎ではウイルスによるものが圧倒的に多いとされています。

ここで、その予防方法を詳しく調べてみましょう。

Ⅰ・予防において最も大切な事は「手を洗う」ことです。

ウイルスの感染を防ぎ、二次感染の予防にもなります。

※外出後、トイレ後、ご飯の準備前に、石鹸で手のひらや指先、指の間や爪の中をよく洗い、流水で一分ほどすすぎます。特に排便後や、調理や食事の前には石けんと流水で十分に手を洗いましょう。

※手をふくタオルはこまめに変え、感染した人とタオルを分けます。

Ⅱ・食品調理

※ノロウイルスが付着している貝類(特にカキなどの二枚貝)などを調理するときには十分に加熱をしましょう。中心温度85℃以上で1分間以上の加熱が必要です。

※生の食品はできるだけ口にしないようにしましょう。

※調理器具は漂白剤に付けるか、熱湯で15分以上消毒をします。

※食品は賞味期限を確認して、古くなった食べ物は、少しでも賞味期限が切れていたら思い切って捨てましょう。

Ⅲ・便や吐瀉物を処理する場合

感染性胃腸炎の場合、接触感染や経口感染などで人から人へと感染していきます。特に、感染している人の嘔吐や下痢などを処理した後の不十分な手洗いが原因となることも多く、汚物処理後や調理・食事前の手洗いを励行することは重要です。また、このような処理をする場合は、手袋やエプロンなどがあれば使用し、直接触れないようにしましょう(手袋を使用していても、処理後の手洗いは必ず行います)。

※手の傷に注意

手や指に傷がある場合、そこに菌が付着している可能性があります。黄色ブドウ球菌による食中毒は菌が産生する毒素によって起こります。この毒素は加熱してもなかなか破壊されません。絆創膏などで覆っても毒素が食材につくことがあります。手や指に傷がある場合には調理を避けるか、手袋をして調理をすると良いでしょう。

※消毒をする

汚物がついてしまった衣類やタオルは袋に入れて周囲に汚染しないようにし、85度で1分間以上の熱湯消毒か次亜塩素酸ナトリウムで消毒するようにしましょう。次亜塩素酸は、家庭用の塩素系漂白剤で代用できます。

※その他家庭内でできること

家庭内に感染者がいる場合は、手洗い後のタオルなどは共用せず個別にします。お風呂に入る場合も、症状のある人は最後にし、湯船のお湯は使い回しなどはせずに毎日変えるようにします。また、使用後は浴槽・壁・床・椅子なども十分に洗剤で洗いましょう。

Ⅳ・予防接種を受ける

胃腸炎の原因の一つにロタウイルスがありますが、このロタウイルスは乳児を対象に任意で予防接種を受けることができます。

ⅴ・体を温める+免疫力をあげる

体を温めることと免疫力をあげることによって、病気から体を守ることになります。

※毎日お風呂で浴槽に入り体を温めます。

※睡眠を充分に取ります。

※バランスの取れた食事をしましょう。

※運動不足にならない程度の適度な運動が必要です。

※規則正しい生活になります。

これらを完璧にこなすのは難しいですが、できるだけ実践することで病気にかかりにくい体つくりをしていきましょうね。

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